平成30年 地価公示が公表されました

3月27日(火)、国土交通省より平成30年1月1日現在の公示地価が発表されました。

北海道の宅地の価格は、依然として多くの市町で下落が続いているものの、これまでの地価下落による値頃感の醸成を背景に、下落幅が縮小した市町が多くあったことや、札幌市で住宅地、商業地の上昇が続いていることなどから、全用途の平均変動率は平成3年以来、26年ぶりの上昇となりました。

用途別の平均変動率

北海道

住宅地0.0%(前回 +0.3%)
商業地+2.3%(前回 +1.5%)
工業地▲0.1%(前回▲0.4%)

札幌市

住宅地+2.3%(前回 +2.0%)
商業地+7.4%(前回 +6.1%)

北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント

地価上昇地

住宅地

倶知安-2(倶知安町南3条東1丁目)+33.3%(全国順位1位)

商業地

倶知安 5-1(倶知安町南1条西1丁目)+35.6%(全国順位1位)
  • 倶知安の住宅地においては、市街地中心部近くに位置する住宅地で、リゾート従業者や公共事業従業者向け住宅地の需要のほかに、外国人による別荘地用地の需要も加わり、需要が増大していることを反したものと思われる。
  • 倶知安の商業地においては、市街地中心部に位置する商業地で、新幹線や高速道路等のインフラ整備に対する先行投資を反映したものと思われる。

地価下落地

住宅地

三笠-2(三笠市美園町)▲7.7%(全国順位3位)

商業地

美唄5-1(美唄市大通西1条南1丁目)▲7.4%(全国順位2位)

なお、詳細につきましては、下記の国土交通省ホームページ「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にてご覧いただけます。

「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」

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