令和2年度 北海道地価調査が発表されました

令和2年7月1日現在の基準地価が発表されました。

地価調査は、国土利用計画法(昭和49年6月25日法律第92号)に基づき、北海道が道内全域(179市町村)を対象にして、毎年7月1日時点での調査地点(基準地)の正常な価格(標準価格)を判定し公表するものです。

北海道の令和元年7月1日から1年間の地価変動率は宅地・宅地見込地(宅地等)の全用途で▲0.5%(前回▲0.2%)となりました。下落幅は9年連続で縮小していましたが、札幌市において地価の上昇傾向が続いてはいるものの、一部の商業地で新型コロナウィルスの影響による経済活動の停滞が生じたことなどから、上昇が鈍化し下落幅は10年ぶりに拡大しました。なお、林地については3.3%と前回の1.4%から若干の上昇傾向となりました。

札幌市につきましては、住宅地は、新型コロナウィルスの影響は確認されず、価格水準の高い中央区から相対的に割安感のある隣接区等の利便性の高い地域へ需要が分散しており、平均変動率は横ばいとなりました。商業地は、一部の商業地において新型コロナウィルスの影響による経済活動の停滞が生じたことなどから上昇率が鈍化しました。

用途別の平均変動率

北海道

住宅地▲0.5%(前回▲0.5%)
商業地▲0.4%(前回0.7%)

札幌市

住宅地6.1%(前回6.1%)
商業地6.6%(前回11.0%)

北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント

地価上昇地

住宅地

倶知安-2(倶知安町字樺山)29.2% (全国上昇率順位3位)

商業地

倶知安5-1(倶知安町北1条西2丁目)32.0% (全国上昇率順位3位)

地価下落地

住宅地

深川-2(深川市納内町2丁目)▲9.1% (全国下落率順位5位)

商業地

夕張5-1(夕張市清水沢3丁目)▲9.2% (全国下落率順位2位)

なお、詳細は北海道庁ホームページにてご覧いただけます(下記リンクをクリックして下さい)。

北海道庁「北海道の地価について」

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