3月22日(火)、国土交通省より令和4年1月1日現在の公示地価が発表されました。
北海道の宅地等の価格は、依然として多くの市町で下落が続いています。これまでの地価下落による底値感などを背景に、下落幅の縮小や上昇に転じた市町などが多くあります。
札幌市及び周辺都市において、郊外の低価格帯住宅地の上昇や商業地の上昇が拡大しています。全用途の平均変動率は平成29年から6年連続で上昇しています。
用途別の平均変動率
北海道
住宅地 | +4.6% | (前回 +1.5%) |
商業地 | +2.5% | (前回 +0.6%) |
工業地 | +2.4% | (前回 +1.0%) |
札幌市
住宅地 | +9.3% | (前回 +4.3%) |
商業地 | +5.8% | (前回 +2.9%) |
北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント
地価上昇地
住宅地
北広島 | -1(北広島市共栄町1丁目) | +26.0%(全国順位1位) |
北広島 | -4(北広島市美沢3丁目) | +23.7%(全国順位2位) |
北広島 | -6(北広島市東共栄2丁目) | +21.6%(全国順位3位) |
商業地
北広島 | 5-2(北広島市栄町1丁目) | +19.6%(全国順位1位) |
北広島 | 5-1(北広島市中央2丁目) | +18.3%(全国順位2位) |
地価下落地
住宅地
岩見沢 | -7(岩見沢市栗沢町最上) | ▲7.1%(全国順位3位) |
商業地
なお、詳細につきましては、下記の国土交通省ホームページ「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にてご覧いただけます。
「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」