令和8年 地価公示が公表されました

3月18日(水)、国土交通省より令和8年1月1日現在の公示地価が発表されました。

日本全国で見ますと、地価は全用途平均・住宅地・商業地のいずれも5年連続で上昇しました。地域・用途により差はあるものの、全用途平均・商業地は上昇幅が拡大し、住宅地は前年と同じ上昇幅という結果となりました。

1,367地点ある(うち22地点は隔年のため今回調査対象は1,345地点)北海道の地価動向を見ますと、全用途の平均変動率は平成29年から10年連続で上昇することとなりました。用途別では住宅・商業・工業及び宅地見込地等全用途で上昇傾向が継続する結果となりましたが、いずれの用途でも上昇幅は令和7年の地価公示の上昇幅に比較すると鈍化する結果となっております。

地域別では、札幌市以外の市町村の宅地等の価格は依然として多くの市町で下落が続いています。札幌市ほか、ラピダス進出の影響が大きい千歳市や外国人の流入が顕著な倶知安町・富良野市とそれぞれの周辺市町村では地価上昇が続く一方、人口減少が続く市町村などにおいては地価下落が継続しており、道内の地価は依然として二極化の様相を呈しております。

用途別の平均変動率

北海道

住宅地+0.6%(前回 +1.4%)
商業地+2.5%(前回 +3.1%)
工業地+4.5%(前回 +6.0%)

札幌市

住宅地+1.1%(前回 +2.9%)
商業地+4.6%(前回 +6.0%)

※白地の市町村は「変動なし(0.0%)」のほかに地価公示の評価地点が設けられていない市町村が含まれますのでご注意ください。

北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント

地価上昇地

住宅地

富良野-4(富良野市北の峰町)+30.0%(全国順位2位)
千歳-19(千歳市栄町2丁目)+19.1%
千歳-1(千歳市緑町3丁目)+14.5%

商業地

千歳5-3(千歳市千代田町5丁目)+44.1%(全国順位1位)
千歳5-2(千歳市錦町2丁目)+38.5%(全国順位2位)
千歳5-4(千歳市幸町3丁目)+34.4%(全国順位4位)
  • 富良野市は倶知安・ニセコなどとともに外国人に人気の高いリゾート地として認知度も高まり、別荘やコンドミニアムなどの需要が増大する状況が続いたことで令和7年以降も住宅地の地価を押し上げが続き、令和8年地価公示では上昇幅が全国2位という結果となりました。
  • 千歳市の住宅地・商業地は令和5年9月に大手半導体メーカー(ラピダス)の工場建設が始まり、現在進行形で関連企業も含めた従業員向けの住宅地のほか、関連企業の事務所用地等の需要も旺盛となっており、令和7年以降も地価は高い上昇を見せました。この結果、商業地の地価上昇率の全国1位,2位及び4位は千歳市が占めることとなりました。

地価下落地

住宅地

本別-2 (中川郡本別町北8丁目)▲6.3%(全国順位1位)

商業地

江差5-1 (檜山郡江差町字新地町)▲5.2% (全国順位6位)
広尾5-1(広尾郡広尾町本通8丁目)▲5.2% (全国順位6位)

なお、詳細につきましては、下記の国土交通省ホームページ「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にてご覧いただけます。

「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」

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