令和6年度 相続税路線価が発表されました

7月1日(月)、国税庁より令和6年分(令和6年1月1日時点)の相続税路線価等が発表されました。

相続税や贈与税において土地等の価額は、時価により評価することとされています。しかし、納税者が相続税等の申告に当たり、土地等について時価を把握することは容易でないことから、相続税等の申告の便宜及び課税の公平を図る観点から、国税局(所)では毎年、全国の民有地について、土地等の評価額の基準となる路線価及び評価倍率(これらをまとめて「路線価等」といいます。)を定めて公開しています。

北海道内の令和6年の相続税路線価は、公示地価等の上昇を背景に全用途で令和5年に比べて3.2%の上昇となりました。特に札幌市中央区や旭川市などの都市部での上昇が顕著ですが、人口の減少や商業活動の縮小などから地方の一部地域では下落も見られます。

札幌国税局各税務署管内の最高路線価

上位10地点

(管轄税務署)路線価所在地令和6年令和5年
(札幌中)札幌市中央区北5条西3丁目7,280千円(+9.0%)6,680千円(+8.4%)
(札幌北)札幌市北区北7条西4丁目2,360千円(+14.6%)2,060千円(+8.4%)
(札幌南)札幌市豊平区平岸2条8丁目310千円(+14.8%)270千円(+8.0%)
(札幌西)札幌市中央区南1条西11丁目890千円(+15.6%)770千円(+10.0%)
(札幌東)札幌市厚別区厚別中央2条5丁目560千円(+16.7%)480千円(+14.3%)
(函 館)函館市本町135千円(±0.0%)135千円(▲3.6%)
(小 樽)小樽市堺町175千円(+2.9%)170千円(±0.0%)
(旭川中)旭川市宮下通7丁目195千円(±0.0%)195千円(±0.0%)
(旭川東)旭川市4条通18丁目44千円(±0.0%)44千円(±0.0%)
(室 蘭)登別市登別温泉町57千円(▲1.7%)58千円(▲4.9%)
                         ()内は対前年変動率を示しております。

なお、詳細につきましては、国税庁ホームページにてご覧いただけます(下記リンクをクリックして下さい。

「財産評価基準書路線価図・評価倍率表」

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