3月22日(水)、国土交通省より令和5年1月1日現在の公示地価が発表されました。
北海道の宅地等の価格は、依然として多くの市町で下落が続いています。これまでの地価下落による底値感などを背景に、下落幅の縮小や上昇に転じた市町などが多くあります。 札幌市及び周辺都市において、郊外の低価格帯住宅地の上昇や商業地の上昇が拡大しています。全用途の平均変動率は平成29年から7年連続で上昇しています。
用途別の平均変動率
北海道
住宅地 | +7.6%(前回 +4.6%) | |
商業地 | +4.9%(前回 +2.5%) | |
工業地 | +4.7%(前回 +2.4%) | |
札幌市
住宅地 | +15.0%(前回 +9.3%) | |
商業地 | +9.7%(前回 +5.8%) | |
北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント
地価上昇地
住宅地
北広島 | -1(北広島市共栄町1丁目) | +30.0%(全国順位1位) |
北広島 | -4(北広島市美沢3丁目) | +29.4%(全国順位2位) |
北広島 | -6(北広島市東共栄2丁目) | +29.2%(全国順位3位) |
商業地
北広島 | 5-2(北広島市栄町1丁目) | +28.4%(全国順位1位) |
北広島 | 5-1(北広島市中央2丁目) | +25.0%(全国順位2位) |
地価下落地
住宅地
奈井江 | -2 (空知郡奈井江町字奈井江) | ▲7.0%(全国順位1位) |
商業地
むかわ | 5-1(勇払郡むかわ町美幸2丁目) | ▲6.7%(全国順位2位) |
なお、詳細につきましては、下記の国土交通省ホームページ「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にてご覧いただけます。
「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」