令和2年 地価公示が公表されました

3月19日(木)、国土交通省より令和2年1月1日現在の公示地価が発表されました。

北海道の宅地等の価格は、依然として多くの市町で下落が続いているものの、これまでの地価下落による底値感などを背景に、下落幅の縮小や上昇に転じた市町などが多くあったことや、札幌市で住宅地、商業地の上昇が続いていることなどから、全用途の平均変動率は平成29年から4年連続で上昇となりました。

用途別の平均変動率

北海道

住宅地+2.2%(前回 +0.7%)
商業地+4.5%(前回 +3.2%)
工業地+1.0%(前回 +0.7%)

札幌市

住宅地+7.1%(前回 +4.0%)
商業地+10.2%(前回 +8.8%)

北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント

地価上昇地

住宅地

倶知安-3(倶知安町字山田)+44.0%(全国順位1位)

商業地

倶知安5-1(倶知安町南1条西1丁目)+57.5%(全国順位1位)
  • 倶知安の住宅地においては、外国人等によるペンション等の別荘用地の需要が強含みであり、高値取引も見られ需要が増大していることを反映したものと思われる。
  • 倶知安の商業地においては、市街地中心部に位置する商業地で、新幹線や高速道路等のインフラ整備に対する先行投資を反映したものと思われる。

地価下落地

住宅地

美唄-2(美唄市東6条南2丁目)▲8.3%(全国順位4位)

商業地

夕張5-1(夕張市本町2丁目)▲9.2%(全国順位1位)

なお、詳細につきましては、下記の国土交通省ホームページ「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」にてご覧いただけます。

「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」

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