平成30年7月1日現在の基準地価が発表されました。
地価調査は、国土利用計画法(昭和49年6月25日法律第92号)に基づき、北海道が道内全域(179市町村)を対象にして、毎年7月1日時点での調査地点(基準地)の正常な価格(標準価格)を判定し公表するものです。
北海道の平成29年7月1日から1年間の地価変動率は宅地・宅地見込地(宅地等)の全用途で▲0.7%と、前回の▲1.2%から下落幅は縮小する結果となりました。なお、林地については1.4%と前回の0.7%から上昇傾向となりました。
札幌市につきましては、市全体として住宅・商業ともに6年連続の上昇傾向となりました。
住宅地においては、地価が高い中央区から、相対的に割安感のある隣接区等の利便性の高い地域へ需要が分散している。
商業地においても中心部におけるホテル需要等を背景に価格が上昇している。
用途別の平均変動率
北海道
住宅地 | ▲1.0% | (前回▲1.4%) |
商業地 | 0.1% | (前回▲0.5%) |
札幌市
住宅地 | 3.9% | (前回2.1%) |
商業地 | 10.0% | (前回8.7%) |
北海道内で地価の上昇率・下落率が最も大きかったポイント
地価上昇地
住宅地
倶知安 | -2(倶知安町字樺山) | 33.3%(全国上昇率順位1位) |
商業地
倶知安 | 5-1(倶知安町北1条西2丁目) | 45.2%(全国上昇率順位1位) |
地価下落地
住宅地
美唄 | -1(美唄市東明2条2丁目) | ▲10.3%(全国下落率順位1位) |
商業地
夕張 | 5-1(夕張市清水沢3丁目) | ▲8.7%(全国下落率順位1位) |
なお、詳細は北海道庁ホームページにてご覧いただけます(下記リンクをクリックして下さい)。
北海道庁「北海道地価調査」